労せずして儲かる話というものは世の中には決してあるものではない。苦労しても苦労しても儲からないのが世の常だ。本当に儲かるのなら人に教えないで自分でやるはずだ。両替店にしても他の店より極端にレートが良い店などあるはずがない。特にエルミタ・マニラにはマジック・マネーチェンジャーがごろごろしており、連日マニラ新聞の一面をにぎわせている。 つい先日、数十万円を両替して騙された日本女性が徹底的に追及してついに相手を追い詰めてついに全額取り戻すという快挙を成し遂げ、話題になった。彼女は30万円を両替して、7万ペソの不足に気がついて、即刻半分の3万5千ペソは取り返したものの、残りは後日返すと約束したまま、相手は行方をくらました。店が再開するのを待ちうけ、残りを取り返したというのだ。その間、警察や市民の協力を得るために、損害以上の費用を費やしたという。しかし騙されたままでは済まないという執念が勝ったのだった。
しかし目の前で数えていて、それがわからないというのだから、まさにマジックだ。数えている最中にたくみに紙幣を隠すそうだが、一度その技を見てみたいと思う。しかし、かの勇気ある日本女性のおかげで警察も重い腰を上げて取り締まりに乗り出したというから、そのチャンスも当面ないかもしれない。警察は捜査にはほとんど協力しなかったというが、警察も多分におこぼれに預かっているきらいがあるので無理もないかもしれない。
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ひとしきりダンス見物を楽しんだ後、お目当ての食事と思ったら、入り口のロビーを埋め尽くす長蛇の列だ。また、お皿を持って出てくる人を見るとスナック程度しか盛っていない。どうもこれも予算緊縮のためらしい。しかも飲み物はジュースのようなカクテルだけで、ビールは有料(110ペソ)だ。その長蛇の列は一向に進まず、30分ほど並んで料理が並べられているところにたどり着いて、ようやくなぞが解けた。ウエイターが二人しかおらず、その二人がゲストの希望を聞きながら、5種類ほどの料理をそれぞれの小皿に盛っているのだ。ゲストが自分でやれば早いものを、その二人がその役割を独占しているために、遅々として進まないのだ。もしかしたら、それも作戦かも知れないが、その列はパーティが終わってダンスタイムになっても続いていた(写真左下)。

























学校の入り口はいかにも韓国式で派手派手だ。内部の設備も決して美しいとは言いがたいが、充分清潔で機能的だ。マンツーマンの教室も1.2m角程度で極端に小さい。日本人が経営したらこのような感覚は生まれてこないと思う。李さんによると、日本人経営では決してこの価格は実現できない、だから、フィリピンの英会話学校は100%韓国人経営なのだという。現在、63の 教室があり、したがって63人の先生が働いている。もちろん先生は全員フィリピン人だ。毎日6時間、マンツーマンの英会話の授業を受けるそうだが、いやがうえでも英語が上達するだろう。そして外へ出れば、英語尽くしの世界が広がり、実戦の場にも事欠かない。



韓国人のフィリピンに対するイメージについて李さんに質問してみた。フィリピンで英会話を勉強しようと日本人に声をかけたとしても、10人中9人は、「あんな危険なところで?」と拒否反応を起こすだろうが、韓国も同じだったと、李さんは言う。しかし、1990年代、フィリピンで英語を勉強した人が見違えるように英会話がうまくなって帰ってきて、安い、近いということで、われもわれも押し寄せるようになったのだそうだ。フィリピンが危険などというのは単なるイメージであって、実際に行ってみればすぐにそんなイメージは払拭される。だから韓国からは、年間70万人の観光客が訪れ、日本をはるかに凌駕するようになっている。日本でも何かのきっかけで、そんなブームが来ないものかと期待しているのだが。




















マニラから北はバギオまで、ブラカン、パンパンガ/ヌエバエシヤなど県が続くが、ほとんどまっ平らの平野が延々と続く。規模としては関東平野よりはるかに広大だろう。しかもどういうわけか河がほとんどない。



ケソン市は大学の街としても有名で、フィリピンの名門、アテネオ大学のキャンパス。中央の道路の右側は天下のフィリピン大学(University of the Philippines)の広大なキャンパス。



マカティの中心市街地の4分の一を占める超高級住宅街のウルダネッタ・ビレッジ。ほとんどの家にはプールがあり、お金持ち達が住むフィリピンの別世界だ。